陽だまりのココロ
東京都文京区でタロー・デ・パリ/数秘/心理学/アニマルコミュニケーション/ヒーリングを用いたカウンセリングを提供しています。日々の学びや気づき、高齢犬猫の介護記録や猫との日常など
アッシュとの日々<4>~最終章
2017/03/31 Fri. 16:24
category:うちの子:アッシュ
ジョイがわりと突然亡くなった2015年11月。
アッシュはその時、17歳で正直、順番が逆では・・という思いもありました。
でも、アッシュの介護生活の間、ジョイが先に亡くなった意味を実感
させられました。
アッシュだけ病院に行くと、帰ったら声が枯れるまで鳴いて
待ってるジョイを残して通院はできなかったなって。
先に亡くなることも、アッシュの介護生活のサポートではなかったかと・・
ジョイは、私にとってサポート役でした。
家を守っているのはもちろんのこと(警備隊長~(笑))
結果的に私自身を強くする出来事を起こすことが多かったです。

アッシュは、ガイド役です。
アッシュと出会って、私自身や人生の流れが変わっていき、
アッシュの存在が無ければ、今の私は居ません。
アッシュもそれを意識はしていなくて、アッシュの存在がある
から結果的にそうなったということが多かったです。
本ワンはいたってマイペース。
お散歩嫌い、ドッグラン嫌い、お家大好き(笑)
犬はこうあるものだっていう概念は通用せず、ニンゲンの
言葉の通じないアッシュのことをどう理解するか、
鍛えられました( ´艸`)
アニマルコミュニケーションにもずいぶん役に立っていると思います。
そんな役割分担があったねぇ・・といろいろと納得している今日この頃です。
事が起こった時は、なんでやねーん!とチンプンカンプンでも
ながーい時間をかけて、こうやって結果的に腑に落ちるのですねぇ・・(しみじみ)
前置きが長くなりましたが(;´・ω・)、
私はそんなことを思いつつ、アッシュの介護をしていたわけです。
『もう十分道筋をガイドしてもらった』
だから、アッシュがこれから迎えるであろう寿命まで、今度は私が
しっかりサポートする番だなって。

とにかく穏やかに過ごしてほしい、それだけが願いで、
心から信じてました。
アッシュが苦しい時(ショック症状など)、見ていられない
くらい苦しい気持ちにもなりました。
どうして、穏やかにさせてくれないのだーーー!と怒りを
覚えたりも(笑)
でも、アッシュの介護の日々を送るにつれて、
『私が気が済むまでお世話させてくれてるんだ』
と腑に落ちてきて、そんな気持ちをふとブログに書きました。
腹を据えて向き合う
すべてはギフトで、それを受け取る役目、立場は私しかいない、
辛いことも全部しっかり受け取る!って決心して。
普段はアッシュが昼寝してる午後にブログを書くことが多いのですが
その日は、『じゃ、明日書こうっと』という気持ちになれなかったんです。
『今書かないと!』・・・不思議です。
アッシュが声をあげて呼ぶようになって3日目のことです。
呼ばれて抱っこ→アッシュは私の腕の中にいるよーと伝えると安心したように寝て。
アッシュ自身も意識は、身体を出たり入ったりしてたんだと思います。
目を覚まして、不安そうに私を呼んでました。
そして記事を書いた日、もう1つアッシュに伝えたことがあります。
『ボク、もういくかも』ってポンッと頭の中にメッセージが入ってきた気がしました。
『ボク、もういくね』じゃなくて、『かも』
なので、『アッシュのタイミングで大丈夫だよ。』と伝えました。
それから、声を出して私を呼ぶのではなく、”何か”に向かって
吠えるようになりました。
”何か”に向かって、ダダをこねているような感じです。
『ヤダヤダヤダーー』みたいな。
数回あったでしょうか。夜中まで続きました。
布団に入って、ずっと手を繋いでました。
ついウトウトしてしまいふっと目が覚めたら、
アッシュがこっちを何も言わずじーっと見ていて、
話しかけて、またウトウトしてを2回ほど繰り返して・・
3回目に目を覚ましたら、私の目を見ながら、
ふっと息を吐いて呼吸が止まりました。
待ってたんだと思います。
私が腹を決めること、ウトウトから目を覚ますこと(苦笑)
最後までガイドされまくりでした。
唯一、サポートできたかな?って思うのは、
神様にヤダーってダダをこねていた気がしたので、
夜中アッシュに名前の由来を改めて伝えました。
シルバーダップルの毛色から灰色=アッシュっていうのもあるんですが、
『あなたが灰になるまで、灰になってもずっと一緒に居ます』
って気持ちを込めてつけたんです。
だから、安心して逝っていいよって。
冷たいと感じる方も居るかもしれません。
でも、限界が来ている肉体から離れた時に、
心から良かったと思ったんです。
もちろん、ものすごく寂しいし、
喪失感も尋常じゃない(半身もってかれたくらい)
のですが、気持ちはひたすら穏やかで、
この穏やかな感じからどう感情が動くのかーと
思いつつ、6日が経ちました。
今日は初七日。
まだまだ、物理的に居ない生活には慣れませんが、
大事な思い出を思い返し、自分の中の違う領域に
アッシュのことを残していきたいと思います。
随分長くなってしまいました(;´・ω・)
最後までお読みくださりありがとうございました。
アッシュとの日々<3>~3月介護記録
2017/03/30 Thu. 16:01
category:うちの子:アッシュ
3月の通院はアッシュらしく(?)お雛様から始まりました。
てんかん発作は2月5日以来起こらず、コントロールできました。
3/25 お空へ
じりじりと体重は減っているものの、
チューブダイエットで補いながら、食べれるものを食べてました。

3月8日のアッシュ。
腕で上体を起こすことができました。

3月16日のアッシュ。(亡くなる10日前)
このころから自力で身体を起こすことができなくなりました。
頭はまだ持ち上げることができました。
寝たきりの状態になりました。

3月22日のアッシュ。(亡くなる3日前)
頭を持ち上げる力がなくなりました。
呼吸のしやすい体勢を工夫してました。
食べ物以外、飲み物も飲み込むのが難しくなってきました。
3月25日朝方静かに息を引き取りました。
アッシュお疲れ様
点滴は腎臓と肝臓からくるショック状態を避けるため、
貧血からくる息苦しさを改善するために毎日通いました。
何もしなければ、中毒症状や酸欠状態になる可能性も
あるので、とにかく穏やかな身体の状態を保つため。
確かに気が付けば22日間も毎日通院して点滴しましたが、
超高齢のアッシュに点滴をする前には、獣医さんの心音
チェックが必須だし、心臓の状態によっては点滴量を
調整する必要がありました。
なので、自宅点滴の話も他では聞いたのですが、
その選択肢は私にはありませんでした(いろんな意見があると思います)。
貧血は進んだものの、造血ホルモンを始めてからは寝てる時の
呼吸が随分楽そうになったり、少しですが、牛肉食べたりできました。
最後が穏やかであったことが何よりでした。
アッシュとの日々<4>に続きます。
最後の記事は、アッシュの魂そのものとの話を書きたいと思います。
アッシュとの日々<2>2017年1月2月
2017/03/30 Thu. 15:56
category:うちの子:アッシュ
アッシュとの日々<1>~2016年12月 の続きです。
年が明けて、5日に血液検査をしました。
腎臓の数値が上がったことが理由で、毎日や1日おきなど
点滴を続けることで、食欲や身体が楽になったりしてました。
1月2月介護記録まとめ
1月は21日通院しました。そのおかげで、2月は食欲も少し戻り
食べたり、自分で動こうとしたり(見てるほうは気が気じゃないんですが(笑))
できました。
2月はチューブダイエットの流動食をベースに、
たまご蒸しパンやチーズ蒸しパン、イチゴ祭り~など
いろんなものを食べてくれました( ´艸`)
先生とも1月に集中的に治療して、2月に1日おきや2日おきにして
中休みとるといいですよってアドバイスもらっていて、その通りに出来ました。
さすがです!!

1月8日のアッシュ。
5日のてんかん発作の後遺症で動きすぎて、
疲れてぐったり寝てますが、寝顔が可愛い~

2月5日のアッシュ。
食後の日向ぼっこ~
食べられてお腹に食べ物が入るといつもよりよく眠れてました。

2月19日のアッシュ。
上体を起こして、カートから外を見たり風を感じたり。

2月22日のアッシュ。日向ぼっこして気持ちよさそう~( ´艸`)
体調の波はあるものの、穏やかで優しくて、アッシュとの
濃い時間を過ごせて、今思い出しても胸がじーんとする
愛しい時間でした。
アッシュとの日々<3>~3月介護記録 へ続きます。
アッシュとの日々<1>~2016年12月
2017/03/30 Thu. 14:45
category:うちの子:アッシュ
記事にします。
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18歳を2016年5月に迎えても、後ろ足がおぼつかないながらも
歩けて、トイレも出来ていた7月以降、歩ける距離がだんだん
短くなってきました。
数歩歩くと、尻もちをつくので、トイレが間に合わない。
なので、見ている時は適宜トイレに連れて行き、見ていない時
ように巻くタイプのオムツを使い始めました。

2016年8月のことです。
その時の記事はこちら。アッシュの介護あれこれ~オムツ
トイレ問題以外は、ご飯も普通に食べてくれてた~11月中旬。
11月最終週に食欲がガクンと落ちました。
いわゆる犬用フードはプイ!通院もして、肝臓の数値もあるので
負担をかけないサツマイモやパンなど、ニンゲンの食べるものも
味など留意して、食べる&てんかんをコントロールするに努めました。
そんなアッシュがショック症状を起こします。
2016年12月5日の朝方です。アッシュ回復中
肝臓の数値が上がったことによるショック症状でした。
ショック状態の時は、いわゆる旅立ってしまう時と同じような
状態でした。
急に吠えて、意識が飛んでがくーんと崩れ落ち、失禁。
『これは、あかんときのやつ・・』と思いつつ、アッシュくん、
まだ早いかなーって耳元で話しかけてました。
しばらくしたら、戻ってきてくれたアッシュ。
その後、肝臓の回復のため毎日点滴が始まりました。
2016年12月5日~13日(9日間) 毎日
食欲も波がありつつも食べれるものを食べてました。
その時の苦悩はこちら(笑) ぐるぐるーーーー

(はぁ~かわええぇ・・・)
その後、食べない以外は症状も落ち着いていて、
焼き芋とひきわり納豆だったり、
乾きもの(ボーロやささみチップ、グリニーズ)だったり、
試行錯誤しながらも食べてましたが、徐々に体重は
減っていきました。
昨年最後の通院は12月30日。アッシュ通院してきました
体重はマイナス160gで済みましたが、今後も考えて、
流動食を導入することにしました。
アッシュとの日々<2>2017年1月2月 に続きます。
御年90歳
2016/11/16 Wed. 14:39
category:うちの子:アッシュ

御年90歳。
なんかしみじみしました。

ずっとかわいい。ずっとラブリー(親ばかです。すみません・・)
今朝、いつもより調子がいいらしく、歩けて10秒くらいのところ
30秒以上も歩けました!
テクテクテテク・・・動画とったんですが、アップロードの仕方が
いまいちわからず(;^_^A
すごいじゃん!!とテンションあがる私に対しては
「うむ!」とクールなアッシュ氏でした。
いつも驚きと感動をくれてありがとーーー!