陽だまりのココロ
東京都文京区でタロー・デ・パリ/数秘/心理学/アニマルコミュニケーション/ヒーリングを用いたカウンセリングを提供しています。日々の学びや気づき、高齢犬猫の介護記録や猫との日常など
【犬の突発性網膜変異】
2017/11/26 Sun. 16:06
category:動物の病気のことなど
今朝の記事で健康管理について書きましたが、
我が家の子の病気や対処、経過など
病気ごとに書いてみようと思います。
我が家の愛次男犬ジョイ。
7歳で突発性網膜変異を発症して、
10日ほどで全盲となりました。
13歳で他界するまで6年間、全盲で過ごしました。
その時のことを記載した記事はこちら。
++++抜粋+++++++++++++++++++
突発性網膜変異 Sudden Acquired Retinal Degeneration Syndrome (SARDS)
発症は犬種にかかわらず見られ、年齢は7歳から14歳、性別では雌が多いです。
網膜上の視細胞は桿体、錐体どちらも破壊され、後に失明します。
この病気では、突然視力を失います。
もし飼い主が注意深く観察していたら、5~10日ほど前から視覚異常に気づく場合もある
かもしれませんが、わずか一晩で見えなくなることもあります。
+++++++++++++++++++++++++++
一番最初にあれ?と思ったのは、
おやつをあげてる時でした。
いつも、目の前に差し出した
手で握ったおやつをパクッとしてたのですが、
検討違いのところをパクっとしたんです。
あれ?と思って、「こっちだよー」ともう一度やってみても、外す。
見えてない?と思って、目を見ても何もなし。

(亡くなる1か月前の写真です。
見えてないとは思えない普通の可愛いクリクリお目目。)
1週間ほどで、
壁や柱、テーブルやイスの足など
いろんなものにぶつかるようになりました。
主治医→専門医に行き検査して、
突発性網膜変異による失明と診断されました。
Sudden Acquired Retinal Degeneration Syndrome (SARDS)
”後天性”と診断書には書かれていましたが、
遺伝性のものがないか確認するため、
オーストラリアの遺伝子検査に。
当時は日本の手続き仲介の人づてでオーストラリアに出しました。
現在は検査をしている会社が日本にあるみたいです。
ジョイの結果はNegative(陰性)。
でも、遺伝子検査の項目にないだけで、
遺伝的要素はあったのだろうと思っています。
網膜萎縮は年齢が行ってから発症するため、
予め防ぐには、繁殖される段階で遺伝子検査をするしかないかなぁと。
遺伝子検査をしている良心的なブリーダーさんもいらっしゃるようです。
加えて、関連疾患のクッシング症候群の検査は問題なし。
ということで、あとは生活面の対策です。
まずやったのは、部屋のガードやグッズ調達です。
□ あらゆるところにコーナーガード

□ 犬用ゴーグル(これはジョイの場合、目の周りの毛が邪魔でダメでした)
□ 全盲犬用ハーネス(2009年当時は海外のグッズしかなく、使いづらそうだったので購入しませんでした)

今は日本でも買えるみたいです。
□ 散歩の誘導用の鈴
このサイトも参考になりました。
How Do I Deal With a Blind Pet?(英語です)
8年前は、ネットを探しても、
全盲の犬の生活について記載された
日本語の情報はほとんど見つけられませんでした。
私には、このサイトの情報が一番役に立ちました。
生活面のサポートとしては・・
〇 痛みがあるわけではなく、見えてないだけなのでずっと寝かせておかない
〇 部屋の模様替えをしない
〇 散歩はリードをつけて、声をかけてガイドしながら、歩く
〇 ご飯と水はいつも同じ位置に置く
〇 使った椅子など元の位置にしまう
〇 ジョイが自分の位置を分からなくなったら、定位置の犬用ベッドをランドマークと決めて、そこへ連れていく
〇 全盲の生活に慣れるまで、焦らず見守る
更に、大きい地震を想定して・・
〇 飛び出しそうな引き出しにはガードを付ける

〇 いつも開けておく居室内のドアは
床置きのドアストッパーを止めて(ジョイがつまづくので)
壁にフックを付けて、丈夫な紐でドアノブとつなぐ
〇 テレビなど倒れそうなものはロック
普段は全部屋開放していました。
(階段はなし。段差は玄関の段差のみ。)
ジョイが全盲になって
生活スペースを小さくすることは
したくなかったので、ない頭をひねって試行錯誤しました(;^_^A
安全対策としては
ニンゲンの赤ちゃんがいるのと同じで、
ベビー用品などがとても助かりました。
半年くらいで、
ジョイ自身も「物があるよ」と声掛けすると
気を付けて探り探り進んだり(これがまた可愛いのです)
生活面も落ち着きました。
ジョイには話してないけど、
1年くらいは、ジョイが勢いよくぶつかった時、
私の胃がきゅーんとなってました。
と身体は反応してしまうわけですが・・
一番心掛けていたのは、ジョイをかわいそうな子にしないということです。
見えないけど、
ジョイなりに楽しいこと/楽しめること(外の空気を感じる、においをかぐ、地面の感触を感じるなど)をする、
接する私が見えないことに意識を集中しないこと、
今までしていたことはよほどの危険が無い限り止めさせない、などなど。
抱っこはもともと大好きで、
失明してからますます甘やかしましたが( ´艸`)
空に還って、見えるようになったジョイは
6年ぶりに私の顔を見たと思いますが、
劇的ビフォー・アフター(の逆、劣化版・・( ;∀;))
でないことを祈りつつ、終わりたいと思います。

ジョイくん、劣化してた?
ジョイ『おしえない♪』
お読みいただきありがとうございました♪
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